「このコーヒー、ちょっと酸っぱい…失敗?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実は、コーヒーの酸味と苦味にはそれぞれ明確な理由と美味しさの意味があります。
この記事では、酸味と苦味の違いや味を決める要素、酸っぱい原因、焙煎度による味の変化、そして美味しさを見分けるポイントまで、初心者にもわかりやすく解説します。
コーヒーの味に迷ったことがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
コーヒーの酸味と苦味、それぞれの正体とは?

酸味の正体
コーヒーの酸味は、豆に含まれる有機酸(クエン酸・リンゴ酸・酢酸など)がもたらすもの。
特に浅煎りのアラビカ種などは、果実のような爽やかさやフルーティーさを感じやすく、これが“上質な酸味”とされています。
よくある酸味の表現
- シトラス(柑橘系)
- アップル(りんごのような甘酸っぱさ)
- トマト(うま味と酸味の複合)
苦味の正体
苦味は、焙煎によって生成されるクロロゲン酸の分解物やカフェイン、カラメル化反応によるもの。
深煎りにするほど酸味が飛び、ロースト感やスモーキーな苦味が強くなります。
よくある苦味の表現
- ダークチョコレート
- カカオ
- 焦がしキャラメル
酸っぱいコーヒーは「悪いコーヒー」なのか?

答えはNO。
酸味=劣化、というわけではありません。
ただし、「酸味が不快に感じられる場合」には、以下の原因が考えられます。
- 焙煎が浅すぎて、青臭さや未熟感が残っている
- 酸化した古い豆を使用している(=劣化)
- 抽出時の温度・時間のバランスが悪い(短時間すぎる など)
つまり、上質な酸味とイヤな酸っぱさは別物なのです。
味わいを決める3つの要素

豆の品種と産地
- エチオピアやケニアなどのアフリカ系豆:酸味が明るく、フルーティー
- 中南米系(コロンビア・グアテマラなど):バランスがよく、やさしい酸味
- インドネシア・アジア系:酸味が少なく、重厚な苦味やスパイス感が特徴
焙煎度
- 浅煎り:酸味が際立つ(フルーティー・爽やか)
- 中煎り:酸味と苦味のバランスが取れる
- 深煎り:酸味が控えめ、苦味とコクが強調される
抽出方法・時間・温度
- 高温すぎる湯(95℃以上)→苦味が出やすい
- 時間が短すぎる→酸味が強調されやすい
- 豆の挽き方が粗すぎる→抽出不足で酸味が前に出やすい
TAKEZ COFFEEの視点:酸味も「美味しさの一部」

私たちTAKEZ COFFEEでは、酸味も“コーヒーの個性”のひとつとして大切にしています。
浅煎りのレモンティーのような明るさや、白桃のような甘酸っぱさを引き出す焙煎をしています。
「酸味が苦手」という方には、中煎り〜深煎りの豆もご提案。
豆の持つキャラクターと、焙煎・抽出による味わいの変化を、ぜひ楽しんでみてください。
まとめ|酸味と苦味、どちらが正解ではなく“どちらも正解”
- コーヒーの酸味=上質な果実味。苦味=ローストによる味わい
- 嫌な酸味は劣化や抽出ミスが原因のことも
- 味わいは豆×焙煎×淹れ方の組み合わせで決まる
- 自分の「ちょうどいい味」を知るのが、コーヒーの楽しさ
あなたにとって心地よい一杯を、見つけてみませんか?